第24回日本乳癌学会学術総会
6月16日-18日東京ビッグサイトで開催された第24回日本乳癌学会学術総会に参加してきました。
学会のメインテーマは「真の個別化医療を求めて」。まさに乳がん治療の究極の目標がスローガンとなっていました。以前は、せいぜいがんの進行度に合わせて治療を選択する程度でしたが、今は進行度に加え、乳がんのタイプも考慮して治療方法を選択することができるようになりました。乳がんにはいろいろなタイプがあることが知られており、さらに検査法の進歩によって乳がんのタイプ分類がどんどん細分化されるようになってきました。それに伴い、かなりきめ細やかに治療を選ぶことができるようになりました。つまり、無駄な治療を行わずに、より有効である可能性が高い治療を行えるようになってきているということです。もちろん、「真の個別化」を達成するためにはまだまだ課題が多いのですが、今後遺伝子診断などの検査法の進歩・普及により、患者さん一人一人の乳がんの個性に合わせた適切な治療が行える時代が近づいてきているように思えました。
学会のメインテーマは「真の個別化医療を求めて」。まさに乳がん治療の究極の目標がスローガンとなっていました。以前は、せいぜいがんの進行度に合わせて治療を選択する程度でしたが、今は進行度に加え、乳がんのタイプも考慮して治療方法を選択することができるようになりました。乳がんにはいろいろなタイプがあることが知られており、さらに検査法の進歩によって乳がんのタイプ分類がどんどん細分化されるようになってきました。それに伴い、かなりきめ細やかに治療を選ぶことができるようになりました。つまり、無駄な治療を行わずに、より有効である可能性が高い治療を行えるようになってきているということです。もちろん、「真の個別化」を達成するためにはまだまだ課題が多いのですが、今後遺伝子診断などの検査法の進歩・普及により、患者さん一人一人の乳がんの個性に合わせた適切な治療が行える時代が近づいてきているように思えました。