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がん最前線

乳がん5年生存率

先日、国立がん研究センターが各種がんの5年生存率を解析した結果を発表しました。
これを見ると、乳がんの5年生存率は91.1%で、女性のがんの中では、甲状腺がん・皮膚がんに次いで3番目に高い数字です。つまり、万が一乳がんになったとしても、しっかりと治療を受ければ、ほとんどの方が長生きできていることが示されたと思います。
またこの5年生存率は早期がんも進行がんもすべて含めた治療成績ですので、早期がんに限ればこの数字はさらに良くなります。しかしこの治療成績が良好な乳がんでも、ステージ4(遠隔転移がある状態)まで進行している場合には治すことは非常に困難になります。乳がんを克服するためには、やはり早期発見が重要。ぜひとも定期的に検診を受け、乳房に異常がある場合にはすみやかに専門医の診察を受けてください!

詳しくは、国立がん研究センターホームページをご参照ください。
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160722.html